上野ビル公式サイト ── 国登録有形文化財建造物「上野ビル(旧三菱合資会社若松支店)」

上野ビルの歴史的価値

The Ueno Building was constructed in 1913. Now, it's the time to convert this building.

Historic Value

近代日本の歴史の語り部として、そして自らの未来のために…。

北九州市若松区の海岸通りに建つ上野ビル(上野海運ビル)は、旧三菱合資会社若松支店として大正2年(1913)に建設されました。当時の国策を背景に若松港が特別輸出入港に指定されてからは、若松海岸通りには、中央企業の支店や商社事務所が立並びバンド(海岸通り:船着場)が形成されました。旧三菱合資会社若松支店は、若松バンドの中心的な存在でした。一世紀もの年月を今日まで生き抜いてきたこのビルは、2012年9月、国の有形文化財建造物「上野ビル(旧三菱合資会社若松支店)本館ほか」として登録されました。

江戸時代の中頃、福岡藩によって遠賀川と洞海湾とをつなぐ堀川が開削されると、若松には遠賀川流域から堀川を介し多くの物資が集まり、石炭をはじめとする積出港として繁栄した。明治20年代から始められた港湾と鉄道の整備により、若松は陸上と海上とを結ぶ輸送の拠点となり、全国屈指の石炭積出港として発展を遂げ、同時に関連する産業も活況を呈し、若松の港と市街地は飛躍的に成長した。港の開発に伴い岸壁に面して石炭・海運などに関係する企業の本社・支社、商社などが事業所を構えるようになり、一帯には多様な表情を持つ近代建築の街並みが形成された。
上野ビル(旧三菱合資会社若松支店)は若戸大橋を望む海岸通りに南面して立地する。三方を煉瓦塀で囲む敷地のほぼ中央に本館を配置し、その西側に旧分析室、倉庫棟を並べ、煉瓦塀の北側と南側に計3箇所の門を開く。─ 後略 ─(引用:福岡県 平成24年9月21日 記者発表資料「国登録有形文化財(建造物)の答申について」)

若松バンドの建造物

番号 建築物名 所在地 建築年 構造 備考
1 栃木ビル 本町1-15-10 大正9年 鉄筋コンクリート造3階,地下2階  
2 上野ビル(旧三菱合資若松支店) 本町1-10-17 大正2年 煉瓦造3階建  
3 旧若松水上警察署庁舎 本町1-11-15 昭和8年 鉄筋コンクリート造4階建 解体
4 古河鉱業若松支店 本町1-11-18 大正7年 煉瓦造2階建  
5 北九州商工会議所若松支店(旧麻生商会) 本町1-11-19 大正末、昭和初期 木造2階建  
6 若松税関支署 本町1-13 明治38年   解体
7 石炭会館 本町1-13-15 明治38年 木造2階建  
8 吉田伝七商店 本町2-16-23 明治30~33年 木造2階建  
9 旧三井物産若松支店社屋 本町2-17-21 昭和5年 鉄筋コンクリート造2階建 解体
10 日本貨物検数協会 本町3-12-0 大正初期 木造1階建  
上野ビル 本館
上野ビル 倉庫棟

入居ご希望の皆さまへ

内見予約など、上野ビルへのお問い合わせは 093-761-4321 (平日のみ/9時〜17時)まで
テナントについての詳細は、テナント募集サイト http://tenant.ueno-building.com をご覧ください。