上野ビル公式サイト ── 国登録有形文化財建造物「上野ビル(旧三菱合資会社若松支店)」
「内部空間の華麗さは、どこかウィーンの建物をおもわせ、外観の簡素に徹したファサードと対照的な姿は、O. Wagnerの建築のようだ。」─ 吉崎祥(建築家/Life Conversion Associate 主宰)

「内部空間の華麗さは、どこかウィーンの建物をおもわせ、外観の簡素に徹したファサードと対照的な姿は、O. Wagnerの建築のようだ。」─ 吉崎祥(建築家/Life Conversion Associate 主宰)

Conversion of Ueno Building

Historic value

北九州市若松区の海岸通りに建つ上野ビル(上野海運ビル)は、旧三菱合資会社若松支店として大正2年(1913)に建設され、若松バンド(海岸通り・船着場)の中心的な存在でした。一世紀もの年月を今日まで生き抜いてきたこのビルは、2012年9月、国の有形文化財建造物「上野ビル(旧三菱合資会社若松支店)本館ほか」として登録されました。

Value of architectual design

このビルの持つ風格は時によって仕上げられてきたものです。数々の映画やTVコマーシャルのロケ地として選ばれてきたことも、その魅力を物語っています。このビルに惹きつけられたクリエイター達は、ここを拠点にさまざまな活動を既に始めています。あなたが、もし新しい何かを求めているなら、ここを訪れることで、探しものが見つかるかもしれません。

Practical use of this architecture

近代日本の歴史の語り部として、そして自らの未来のために…。上野ビルは、建築的にも高い評価を得ており、若松のシンボルとして、また地域のランドマークとして生き残るべき建物です。長年の風雪により傷んでいる箇所も多くありますが、ビルとしては現在も機能しています。このビルを守りながら新しい創造を加えていく志のある方は、ぜひご相談ください。

有形文化財(建造物)登録概要

名称 上野ビル(旧三菱合資会社若松支店)本館ほか(*下記一覧による)
所在場所 北九州市若松区本町1丁目
構造形式及び規模 本館(煉瓦造、3階建、陸屋根、建築面積465m2) 倉庫棟(煉瓦造、2階建、瓦葺、建築面積190m2)
旧分析室(木造、平屋建、瓦葺、建築面積119m2) 門柱及び塀(門柱3対、煉瓦造、塀総延長115m)
所有者 上野海運株式会社